つらい、からこそ輝く人生

30代の男が考えてることを前向きに書いてます。

男性も育休を取った方がみんな幸せだと思う理由

今日は育児について書きます。

似たようなことで考えてたり悩んでいる人に届けば幸いです。

 

僕の家族は妻と長女、長男で4人家族です。

長男は今6ヶ月ほどで動物と人間の間を行ったり来たりしながら毎日健やかに成長してくれています。

 

育児休暇をいただいていまして、現在家に張り付きながら、日々穏やかに過ごしています。と言いたいですが、大人2人がかりでヒーヒー言いながら毎日をやり過ごしながら、たまに発見する子供の成長に感動したり、イライラが止まらない夜中や夕方を元気に過ごしています。

 

ありがたいことです。ですが、ここまで2人目がキツいなんて知らなかったよ。というのが本音でしょうか。お花畑な日常ではなく、さながらアマゾンを素手で探りながら進んでいくヒリヒリ感は人生で初めての体験です。

 

育児は、親が頭を悩ましながら、迷って迷ってこれでいいのかな?って不安になりながら、それでも進まなければならない事が毎日、毎時間、それがいつ終わるかも知れない状況に突然放り込まれたような感覚になります。実際今もそうですし。

 

前置きが長くなりましたが、ここ数年で男性の育休取得は昔(の感覚はよく知りませんが)よりも随分と好意的に扱われているなと感じています。僕も会社の人からは応援というか、いいねっていう感じでお話できました。

 

なぜ男性も育児休暇を取った方がいいかと言いますと、

仕事なんかよりも遥かに大事で、かつ切迫した状況が大切な家族に襲ってきている、けど最高に創造的で大切な人の役に立てるから。

 

です。これだけ見るとヒーローみたいですね。

 

会社員であれば、仕事はある程度自分のコントロール下に置けます。仕事相手の性格がどうあれ大人であれば、話せば伝わりますし、納期だったり、完成イメージだったりとゴールがあるからです。そして、1番大きいのはたとえ自分でなくても他の誰かに任せられるということです。

 

ベンチャーや新卒の人は少し違うかもしれません。

 

このことは母親となる人にも当てはまることですが、この役割の最適化とも思える専業主婦というのは現代では厄介だなあ、と思うのです。

 

夫婦間で仕事と家庭ということが俗人的に振り分けられていて、当たり前だと思われていたのは。それでしか生きていけない(=許容しない)社会だったからじゃないかと思います。

でも、今はご存知のように多様性であったり純粋な個人というものの価値が非常に高まっているので、みんながみんなこれでいいという答えは無いわけです。

 

こんなこと当たり前ですよね?

でも僕は苦しむ妻から言われてやっと古い価値観に囚われていること気づき価値観を変換させることができました。生まれてから20数年経ってやっとです。

 

その考えの記事はこちら

夫から考えるPMDD処世術 -男の世界なんて天国みたいなもん- - つらい、からこそ輝く人生

 

冒頭で書いたように、育児は半端じゃなく大変で、その悩みの数も膨大なのに、本気でそれを解決しようとする人はたった1人か、2人です。

 

母親と父親です。

 

仕事に置き換えたら何にあたるんでしょうか?僕の経験値が狭いことが大きいですが、思い浮かびません。

 

妻は懸命に育児をしてくれています。でもどうしたって限界があります。そもそも大人1対子供2の勝負は難しいですから。

普段の仕事をしながら、僕なりに育児をしているつもりでした。でもそんなたまにやる程度じゃ仕事以上の難題を解決できるわけがないのです。

 

昨日できなかったことが、今日は出来るようになる子供の姿を毎日見ていられることが育児をしている親への最大のご褒美なんだと思います。

今日は成長を見て、初めて思わず泣きました。接している時間が増えたこともありますが、僕も不安だったんだと思います。でもそれも子供の何気ない一言や行動で吹き飛んでしまうのはマジックですね。

 

でもその喜びに気づくためには親にも心の余裕が必要で、1人より2人の方が無理なくできると思います。毎日毎日、うまく喋れない、または昼夜を問わず泣き叫ぶ我が子を目の前にすると、どんどん心がすり減っていくんだと、僕ですら感じます。

 

2人でやっててそうですから、ワンオペ育児はこの2倍以上に辛さがあるはずです。

 

本来なら幸せなことがそうとは感じられないどころか、追い詰められてしまう生活が出来上がってしまったことに後悔をしました。

そこから少しでも力になれることを選択した結果が育児休暇を取ることと、そして可能な限り妻の負担を僕にも振り分けて長い育児生活を楽しめるような基盤を妻の中に持ってもらえたらと思っています。

 

取得してまだ日も浅いですが、妻からはありがとうと言われる回数が増えているので、この方向でよかったんだと思っています。

 

会社に言い出すにも勇気はいりましたが、それよりもどうにかしたいと思う気持ちがあれば些末な事だったと今では思います。迷惑はかけていますが、この選択はの自分の価値観ですから、曲げるわけにはいかないのです。

 

人によって判断は分かれると思いますが、僕は男性の育休取得は家庭を救う第一歩だと思います。

 

今日は以上です。

何ともまとまりのない文章を読んでいただきありがとうございました。