PMDDと産後うつの向き合い方
きっと、この状態になっている方はとても苦しんでいらっしゃると思います。
できるなら、仕事をお休みして育児も誰かに頼りながら負担を可能な限り減らすことが最善策だと思いますが、それができるなら苦労をしないわけで、明日が、いや今日の目の前のことを乗り越えることを考えると真っ暗になっちゃう人に向けて書きます。
我が家は共働きで、子供は2人。2人目が生まれるまでは多少貯金しながら生活できている感じでした。
もともと1人目の育児の時も妻と私はだいぶ苦しんだわけですが、2人目は家庭が壊れてしまうほど追い込まれました。
タイトルの通り、産後うつとPMDDの合わせ技だったんじゃないかと思います。当人である妻の苦しみはとてつもない事は理解していますが、それを見ているパートナーも多少なりとも悩んでいました。
2020年はこの課題に向き合っていたのですが、妻はわりと真面目なタイプでして自分の理想とズレる現状がとてもストレスなようでした。未就学児2人の育児なんて予想通りに行く事ないのはわかっているんですけどね、でもそう感じてしまうんだから仕方ないのです。
そして、このストレスは残念ながら改善される事はないんですね。子供のことなんてこの先もずっと予想から外れたことしか起きないわけです。
向き合い方なんて書いてありますけど、つまり『諦めよう、それを認めるしかないから。』というのが今の所の心の僕の考えです。
結婚して子供ができたら自分の今までの人生は捨てなければならないんだと理解するまでずいぶん時間がかかってしまいました。理解できるまでの時間は人それぞれなんでしょうが、とにかく親としての自覚というか、自分の中にある今までの自分とお別れするまでには一定時間必要なんだと思います。
そうして、私も最近その理解ができてきたような気がするんです。今まではどうしても被害者意識がありました。こんなつもりじゃなかったって。
でも育児の良いところは、どんなに嫌でも本能的に子供と向き合わざるを得ないことで、そこに解決策を持っていかないと次のステージに上がれない仕組みになっていることだと思います。
今の環境を抱えた上でからどうよくなるか。
どうやったら変えられるのか。
なので、PMDDも、産後うつも、その他の諸々も丸っと抱き抱えて生きていくんです。それしかもう道はないんです。
僕は最初認めたくありませんでした。どこかに違う道がないか現実逃避してました。
でもやっぱり無いです、都合のいい話は。
だから、諦めて受け入れてそのうえで自分が家族のためにできる無理がないベストを尽くす気になりました。
時間をかけて家族を熟成させていく感じでしょうか。
今年は去年よりはマシな年にしていきたいと思います。
以上です。
お読みいただきありがとうございました。